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東京外為市場・15時=ドルが夕刻から急落、米雇用統計意識し97円前半

ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円
午後3時現在 98.17/22  1.2588/93  123.68/78
正午現在   98.10/15  1.2565/70  123.29/37
午前9時現在 98.13/18  1.2543/48  123.11/15
前日NY17時 98.06/11  1.2545/51  122.96/05
 [東京 6日 ロイター] 午後3時現在のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時からやや強含み、98円前半で推移。前日海外での急速なドル下落の流れを引継ぎ早朝に98円を割れる場面もあったが、その後の動きは限られた。午後3時過ぎから流れが急転換、2月米雇用統計を意識してドル売りが強まり、97円前半までドルが売られた。対ユーロでもドル売りが強まり、1.27ドル前半まで下落する場面がみられた。
 ドル/円は、日中取引では落ち着いた動きになった。前日海外での急速なドル下落が98円割れで一服したあとは、前週までのドルの上値ターゲットであった98円付近がいったんは下値のサポートとなり、ドルは98円前半でもみあった。「仲値にかけてドル不足の観測からドル買いが強まった」(国内証券)ことから98円半ばまで上昇したほかは「輸出筋が断続的に売りを出しているようだ」(邦銀)として、ドルは方向感に乏しいレンジ取引になった。
 流れが変わったのは3時過ぎだ。2月の米雇用統計の内容が悪いとの見方から、ドル買いのポジションを落とす動きが強まったことで、ドルは97円前半まで急速に下落。対ユーロでも1.26ドル付近にあったとみられるストップロスを巻き込んでドル売りが加速、1.27ドル前半までドルが売り込まれた。
 2月米雇用統計については、エコノミスト78人による2月非農業部門雇用者数の予想中央値が64万8000人減、予想レンジは50万─80万人の減少。1月は59万8000人減だった。また、失業率は1984年1月以来の高水準となる7.9%まで上昇すると予想されている。1月は7.6%だった。
 しかし「市場予想はここにきて、雇用状況が一段悪化する方向に傾いてきた。非農業部門雇用者数は70万─75万人の減少との見方もある」(都銀)、「100万人の減少との見方もある」(邦銀)との声が聞かれ、ドル売りが加速した。
 雇用統計の悪化で米国株が下落した場合はリスク回避のドル買いが出る可能性もあるが「ドル/円では前日に株安とドル安が同時進行した。今回も方向感は不透明だ」(大手証券)との声が聞かれた。 

東京外為市場・正午=ドル98円半ば、対ユーロで3カ月半ぶり高値

 ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円
正午現在   98.44/49  1.2499/04  123.04/14
午前9時現在 98.47/52  1.2526/31  123.39/47
前日NY17時 98.13/17  1.2556/58  123.25/35
 [東京 4日 ロイター] 正午現在のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から上昇し98円半ばで取引されている。午前の取引では、予想を下回る豪国内総生産(GDP)を受けて豪ドルが下落。対豪ドルでの円買いやドル買いが他通貨に波及し、ユーロ/ドルが3カ月半ぶり安値を更新した。
 午前の値動きのきっかけとなったのは豪ドル。オーストラリア統計局が発表した第4・四半期実質GDP伸び率が、季節調整済みで前期比マイナス0.5%と市場予想の同プラス0.2%を下回ったことを受けて、発表直後から豪ドルが急落。豪ドル/米ドル4>は発表直前の0.63ドル後半から0.62ドル後半まで100ポイント超、豪ドル/円も62円後半から61円後半へ1円超下落した。
 対豪ドルで強まったドル買いや円買いは他通貨にも大きく波及。特に、オプションに絡むポイントで心理的な節目でもあった1.2500ドルに接近していたユーロ/ドルの売り仕掛けが活発化した。ユーロは一時1.2457ドルまで、ユーロ/円は122.40円まで下落した。
 前日海外市場でユーロが売られた一因として、欧州クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場でスプレッドが急拡大したことを指摘する声が出ている。投資適格級の欧州企業125社のCDSで構成するiTraxx欧州指数が昨年11月以来の水準を更新したほか、ジャンク級中心に50社で構成するiTraxxクロスオーバー指数は昨年12月の水準を上回って過去最高を記録した。「市場の関心が再びリスク動向に集まりつつあることが、結果としてドルへの資金還流につながっている」
(都銀)という。
 景気減速や株安への懸念が世界的に広がってきたことで、為替市場では新興国を中心とする通貨の下げとドルの「結果的な」(別の都銀)上昇が目立っている。主要通貨に対するドルの値動きを示すドル指数は午前の取引で一時89.624まで上昇し、06年4月以来3年ぶり高水準を更新した。
 <カナダドルは量的緩和視野で一段安の可能性>
 カナダドルが軟調。米ドル/カナダドルは前日海外でつけた2カ月半ぶり高値の1米ドル=1.2975カナダドルに再び接近、昨年10月から続くレンジ相場の上限となる10月高値の1.3019ドルが視野に入ってきた。昨年10月高値を上抜けると、04年9月以来となる4年半ぶりの高値圏へ一気に躍り出るとあって、ドル買い地合いの根強い市場では、カナダドルが一段安となる可能性が高まってきたとの声が出ている。
 カナダ銀行(中央銀行)は前日、政策金利の翌日物金利を市場予想通り0.5%引き下げて過去最低水準の0.5%にするとともに、声明で「必要になった場合、クレジットや量的緩和を通じた追加の金融刺激措置を検討している」ことを明らかにした。市場では、低金利政策の長期化と量的緩和の導入見通しでカナダドルは軟調展開が続きやすいとする声が出ている。カナダ中銀によると、追加措置の枠組みに関する概要の発表は4月23日に予定されている金融政策報告以降となる見通し。
 <新興国通貨売り/ドル買いの流れ鮮明に>
 新興国通貨では、南アフリカランドの下落が目立ってきた。前日海外市場の取引で、米ドル/南アランドは10ランド半ばに上昇して1月の高値を更新。昨年10月から続くレンジ相場の上限となる11月高値の10ランド後半に接近してきた。世界的な株安でリスク回避の動きが活発化するとともに、為替市場では欧州やアジアなどの新興国通貨売りが勢いづいており、南米通貨にもその波が波及している。新興国・高金利通貨の代表格とも言える南アランドの下落は、市場でも新興国通貨売りの象徴として話題となっている。「リスクから逃げようと新興国を売っても、その半面で買える通貨がドルぐらいしか見当たらない」(先出の都銀)ことが、ドルの押し上げにつながっているという。

ドル・円、ユーロ・円ともに、往って来いの展開=東京外為午前

東京午前のドル・円は往って来い。前週末の終値水準でスタート後は97.60円台で小動きが続いていたが、クロス円の下落に連れ、96.90円台まで値を下げた。本邦株価の軟調推移や今夜控えている米大手保険会社AIGの決算への懸念が重しとなった模様。その後はクロス円の回復に加え、本邦投資家からのドル買いが入ったとの声も聞かれ、97.90円台をつけた。現在はやや値を下げ、97円台円半ば付近で推移している。

 一方、ユーロ・円も米ドル・円と同様の値動き。序盤は2月24日以来の一時、122円台割れとなる場面も見られたが、ショートカバーが活発化すると123.20円台まで値を戻した。(情報提供:外為どっとコム)

ロンドン市場 ドル買い優勢、ユーロドルは一時1.27割れ

週末のロンドン市場ではドル買いが優勢。ドル円がジリジリと水準を切り上げているほか、ユーロドル、ポンドドルなど欧州通貨が弱含んでいる。ユーロドルは一時1.27台を割り込んでいる。

EUR/USD 1.2703 GBP/USD 1.4243 USD/JPY 97.86

ロンドン市場 ポンド軟調、金融安定化策を好感せず

ポンドが冴えない。ポンドドルは1.42台を割り込み、先ほど1.4170レベルまで下げた。ポンド円やユーロポンドでもポンド安傾向で推移している。ユーロポンドは0.89台前半から0.89台後半へと上昇した。英財務省は金融安定化を目的とした資産保全スキームを発表したが、市場では当該スキームを好感する向きは少ないようだ。東京市場で発表された2月のネーションワイド住宅価格が予想以上に落ち込んだことで蒸し返されている面もあるようだ。

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